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(たぶん)わかりやすいヒップホップ講座


ひさしぶりで、ブラック・ムーンのファーストを聴いています。




Enta da Stage

おそらく10年ぶりぐらい。




いま流れているのは“Buck 'Em Down”だ。






ヘッズにとっては言うまでもない、“Impeach The President”ネタですな。
ランプ・アイの鬼クラシック、「証言」と同じ。







それはともかく当時(1995か96年ぐらい)、DJのイーヴル・DとMCのバックショットに、六本木のホテルのテラスでインタビューしたことがあります。




もう10数年前だから記憶も曖昧なんだけど、明確におぼえていることがひとつ。




他のトラックメイカーと同じような機材を使っているのに、イーヴル・Dのトラックはすごくエキセントリック(モコモコ&シャキーン! ← 聴けばわかる)。

なので、どうやって作っているのか聞いてみたトコロ、




ニヤッと笑いつつ、人差し指でこめかみをトントンと。



「頭の使いようだよ」ってわけで、すごくかっこいいと思ったよ。
それこそがヒップホップのメンタリティだよね。






とか書いてるうちに、スピーカーから聞こえてくる曲は“How Many M.C.'s”まで進んじゃいました。






90年代にちょろっと話題になったR&Bシンガー、ジョヤの“I Like What You're Doing To Me”と同じネタだね。
ピッチがちょっと違うけど。






ちなみに元ネタは、グローヴァー・ワシントン・Jr.の“Hydra”です。






Feels So Good

810円で買える奇跡(絶対におかしい)。





ともあれ、こういうことをうじうじ追究していくと、ヒップホップはどんどんおもしろくなるんだ。
というか、そんな時代もあったよなぁ(オヤジのメンタリティ)。


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1 ■バケムデァーン!

いやー本当にかっこいいっす!
2009年現在ィ聞いたって普通に聞けちゃいますゥヽ(・∀・)ノ イビルディー

ちなみに私はWho Got Da Propsに一票ですワ(*・∀・)b グッ

2 ■年齢には差があるが、

イニシャルDさんの感性は本当に共感できますわ。
「さんピン」世代ですよね?

3 ■たははッ

>propmaster-sweetさん

まさにさんピン世代でございます笑。
懐かしいですねー、ってVHSで見たんですが(ノ∀`) テヘ

今でも当時の仲間と日本語RAPだけを歌いにカラオケ行ったりします笑。

4 ■やっぱりねー!

イニシャルDさん、Bの匂いがプンプンしますぜ(笑)。
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