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日本人なので「第9」はやっぱり好きです

「年末にベートーヴェンの『第9<合唱>』で盛り上がるのは日本人だけ」


嘘かホントか知らないが、そんな話を聞いたことがあります。
盛り上がる第四楽章の合唱部分は、たしかに“感動”好きな日本人好みですからね。


でも僕は典型的な日本人なので、やはり年末になると<合唱>で感動したくなります。
昨日の晩は安い焼酎を飲んで本を読みつつ、いちばん好きな「第9」を聴きました。


カラヤン 普門館ライヴ1979 / ベートーヴェン: 交響曲第9番/カラヤン(ヘルベルト・フォン)



カラヤンとベルリン・フィルが、1979年に杉並区和田の普門館で行なったライヴ音源。
NHK FMで生中継されたもので、レコーディングに当時の技術をフルに導入したというだけあって素晴らしい音質なんだな。


といっても当然ながら現在の音質には及ばないが、現在にない暖かみと厚みがとても心地よくって。


ちなみに、聴きながら読んでいた本はこれ。


印南敦史の武蔵野日記

「オーケストラ、それは我なり 朝比奈隆 四つの試練」中丸美繪    


大阪フィルの指揮者として93歳まで降り続けた、朝比奈隆の生涯を追ったドキュメンタリーです。


カラヤンと朝比奈で識者つながりを狙ったのではなく、忙しくてなかなか読み終えられなかったものにケリをつけただけの話。


ご多分に漏れず、朝比奈隆については僕も彼のブルックナーに魅了されたクチです。
大フィルとの演奏を原体験したわけではないけれど、後期の音源からも独特の重厚感が伝わってきたから。
それで「すごい人だ」と思っていただけに、この本はなかなか興味深く読めました。


いちばんおもしろかったのは、同業者になった実の息子に対してさえ嫉妬するような子どもっぽさ


それを「音楽に対する情熱」と呼べばかっこいいが、やっぱり子どもっぽかったんだと思う。


そんなところも含め、魅力的な人だったんだなと実感できたというわけです。
オススメですぜ。


オーケストラ、それは我なり―朝比奈隆 四つの試練/中丸 美繪




さて、大晦日だ。

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